旦那が休みの日にゴルフの練習場に行くので私が「ちょっと買い物ぐらいつき合ってよね」と言うと「今度会社でゴルフのコンペがあるんだ、商品がデジタルカメラだから欲しくてね」と言い返されました。
旦那のゴルフの腕前では優勝するわけはないのですが、それでも旦那はパットの練習もしておいたほうがいいとかで、リビングの絨毯の上でパットの練習を始めました。
私が寝室でお布団の用意をしていると、今度はバンカーの練習だといって布団の上にゴルフボールを置いて練習を始めました。
私はどうせ旦那は夢中になってもすぐ飽きるからとほって置くことにしました。
コンペの当日は朝早くでたのですが、帰りは夜遅くになりました。
「ほら、商品とってきたぞ」と旦那が言うのでデジカメを取ってきたものとばかり思って開けてみると、小さな薬の瓶が入っているだけでした。
私はなんの薬か問いただそうとしましたが、旦那はダイエットかなにかの薬だろうと言うだけではっきりしませんでした。
私はあまり追求しても旦那の機嫌が悪くなると思い、ひとまず旦那に今晩はどうするか聞いてみると、疲れたので寝るというので布団の支度をしました。
翌朝、旦那はいつもよりも早く起きると会社に出かけました。
居間でお茶を飲んでいると、富山の置き薬のセールスマンから電話があり、これから集金に来るといいます。
私は押入から置き薬の箱をだして、玄関に用意しました。
すこし待つと、セールスマンがチャイムを鳴らす音がしました。
セールスマンは私が待っている間に、薬を調べて金額を合計していました。
私はお金を払ったあと、コンペで貰った薬をセールスマンに見せて、「あの、この薬なんだか分かりますか、旦那がコンペで貰って来たらしいんですが」と聞いてみました。
するとセールスマンはすこし口元をゆがめて笑いながら「ああこれはですよ、あの男性の勃起をさせる」とはずかしげもなく言いました。
私は思わず笑い出すと、次の瞬間に恥ずかしくて顔が赤くなりました。

「それで、効くんですか、って」と試しに効いてみると、「そりゃあききますよ、元気な人が飲んだら一晩たちっぱなしですよ」と言ってまた笑いました。
「そうだ奥さん、は男性用なんだけど、女性用もあるんですよ、」
「普段はお客さんには見せないんだけどね、いろいろあるんですよ」とカバンの中から、小さな薬を数錠だしてきました。
「よかったら今晩試してみませんか旦那が喜びますよ、いや内緒ですよ、内緒」と言いながら私の手に薬を２つほど渡してくれました。
セールスマンが帰った後、いつも遊びにきている麗美さんが訪ねてきました。
旦那がアメリカから持って帰ったがビデオあるからと言います。
旦那が「面白いから友達と一緒に見ろ」と勧めてくれたそうでした。
私の家のシアターセットで見たいと言うので、旦那の部屋に案内しました。
私はちょっと悪戯に麗美さんに、さっきの女性用を飲ませてみようと思いつきました。
紅茶に薬を混ぜて旦那の部屋にもっていくと、ちょうど麗美さんがビデオをかけている最中でした。
私がお盆に載せた紅茶を勧めると、麗美さんはカップを手にリモコンを操作しました。
すぐに正面の画面になにか男性が、町中を歩く様子が映し出されました。
街角で男がに話しかけると、場面が変わってベッドの上でした。
私はビデオのタイトルを確かめて見ましたがやっぱりでした。
外国のは日本のものと違って、ただセックスをやるだけで、あまり情緒がないと旦那がいっていたのですが、確かに情緒もなにもなく、大きなが出し入れする場面がつづくだけで、あまり面白くはありませんでした。
しかし信じられないようなは確かに見る価値はある気がしました。

しばらくして麗美さんは少し顔が赤らんでくると、何度も大きくため息をつき始めました。
どうやら薬が効いてきたようでした。
薬が効くといったいどうなるのか、私は興味津々でした。
麗美さんは、膝を崩すとすこし身体を横にしながら、腿を開いてすこし膝を立てました。
なにが始まるのか、息を飲んで見守っていると、腰を浮かせながらゆっくりと上下にゆすりはめじめました。
指先が感じる所を探して、動き始めるのが分かりました。
なるほど、やっぱりこの薬はよく効くのねと思いながら麗美さんの様子をうかがっていると、玄関のチャイムがなりました。
せっかくいい所だったのにと思いながらドアを開けると、新聞の勧誘でした。
中年の小汚い格好をした男性が二人、ドアを足で押さえつけてなにか言いかけました。
振り返ってみると、ミニスカートとパンティーを脱いで下半身が裸になった麗美さんがドアの方に歩き寄るのが見えました。
これはまずい大変なことになる、と思ったとき二人の男は靴を脱いで玄関に上がり込むと、私をひきずりながら麗美さんと一緒に旦那の部屋に入ってきました。